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リチウムイオン電池の正しい使い方と長期保管方法のまとめ

リチウムイオン電池

リチウムイオン電池の正しい使い方と長期保管方法まとめ

今回はアプリ作りに直接は関係ありませんが、知っておくと大いに役に立つ「リチウムイオン電池の正しい使い方」をまとめましたので、ぜひ活用してください。

~ 充電回数が増えるほど性能が低下する ~

リチウムイオン電池は充電を繰り返すほど性能が低下します。およそ300回の充電で新品状態の70%~80%、500回の充電で新品状態の50%~70%まで充電できる容量が低下してしまいます。

ただしこれは、「使い切る ⇒ 満タン充電」を繰り返した時の性能低下率になるので、ある程度残った状態からの「継ぎ足し充電」が多くなれば性能の低下率は緩やかになってきます。

  • 300回充電・・・性能は70%~80%に低下
  • 500回充電・・・性能は50%~70%に低下

~ 寿命を縮めないようにするには ~

リチウムイオン電池に良くないのは「充電のし過ぎ」「放電のし過ぎ」、それと「高温状態にする」ことです。

充電が完了してもいつまでも充電器につなげっ放しにしたり、電池残量が0%になったまま何ヶ月も放置したり、暖房器具の近くに置いたり夏の閉め切った車の中に放置したり、直射日光に当てたりするのは電池の寿命を縮めるので極力控えましょう。

また、充電しながら機器をハードに使用するのも良くありません。充電と放電を繰り返して電池の劣化が早まってしまいます。

  • 充電し続けない
  • 放電し過ぎない
  • 高温状態にしない
  • 充電しながら使用しない

リチウムイオン電池を長期間保管する方法 ~

リチウムイオン電池を長期間保管(半年以上)する場合は、満充電よりも30%程度まで充電量を減らしてから保管するのが最も良いといわれています。しかし、電池は使わなくても少しずつ自然放電してしまうので、長期保管中に0%にならないよう50~60%くらいまで充電してから保管した方が安全です。

  • 長期保管は残量を50~60%程度にしてから

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備考・その他

ノートPCの中には、バッテリーの持ちが悪くAC電源につなげたままで使用しないと仕事にならない機種もあります。そういう機種の場合はバッテリーはあくまでも応急用と考えて、劣化を気にせずAC電源につなげたまま使用した方が良いでしょう。

END